∧74 木曽駒ヶ岳 2006年10月8日
社会人になって、愛知県の小牧で働いていました。ロープウェーを使って、千畳敷カールに何回か遊びにいきました。一回は宝剣山荘まで登っています。この時なぜ駒ヶ岳山頂まで行かなかったか?もったいなかったです。
今回、中央アルプスの登山のために、空木岳まで縦走する計画をたてました。高速バスで駒ヶ根高原に到着。満員の専用バスに乗りましたが、ひとり北御所登山口で下車。朝移動なので出発が遅いです。林道歩きをして登山口を発見しました。
細い山道に入って登って行きます。うどんや峠に到着。目的地が近くなっています。まだまだ樹林帯を歩きます。紅葉の黄色が明るいです。ひとりなので静かです。一丁池すぎてしばらく経ち、いつのまにか樹林帯を抜けていました。
空が曇っています。尾根歩きになると、風が強くなりました。たまに小雨がぱらつきます。ひとりなので慎重です。やがて霧に包まれて視界が悪くなりました。カールを眺めることができません。風が強くて体力が消耗します。体も冷えてきました。
伊那前岳を通過してやがて宝剣山荘に到着。もう人がいっぱいです。宿でゆっくり休みました。
翌朝は辺り一面の銀世界です。雪というよりも樹氷です。紅葉の季節に、冬景色を眺めることになりました。注意しながら、山頂まで行きました。山頂に行く人が少なかったので、誰もいない景色が撮影できました。冷たい感じの写真です。駒ヶ岳神社に参拝して山荘に戻りました。
空木岳の縦走はあきらめています。時間があるので宝剣岳には登りました。岩場が凍っていてスリルたっぷりです。その後、千畳敷カールへと下山していきます。紅葉した草にできた樹氷を撮影しながら歩きます。
日が高くなって明るくなっています。日が当たると氷が溶けだします。カールの方はかなり溶けていました。麓に下りると、山がきれいに見えていました。
【反省点】
・もっと防寒対策していたらよかった。ホカロンを山荘で買った。
・天気が回復傾向だったので、山頂で遊んでいたらよかった。
・凍った岩を歩くのは、もっと注意すべきだった。
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