∧08 幌尻岳 2009年8月2日
百名山99番目に達成した山です。一番最後にしたくはなかったです。誰かと同行して祝って欲しかったので
常念岳を最後にしました。計画の時に登山口がわかるか、ひとりでも大丈夫か、道が閉鎖されていないか調べても調べても
不安の残る山でした。雪解け水が減るまで待って8月に計画しました。
幌尻山荘の予約が取れないので、役場のホームページを見るとテント持参を薦めていたので、
荷物を民宿に送っておいて、早朝に車移動しました。登山口の駐車場にはけっこう車がありましたが、まだまだ余裕でした。
何人か登り始めていたので安心です。スズを鳴らしながら林道を歩き始めました。
天気は晴れていましたが、雨の影響で水は多めでした。渡河が始まりだして、すぐにその苦労がわかりました。
今までに経験のない股下まで濡らしての渡河がいくつもあります。水の流れが急でしっかりとふんばっておかなければ
いけません。対岸に目印があるので道に迷うことはないです。
荷物はテントが重いし、ビデオとデジカメを濡らさないように歩くのが大変です。
沢渡りの準備が必要と書いてあったので、小屋までビーチサンダル履いて歩きました。
他の人はしっかりした沢登りの靴を履いていました。(ギャグみたいなことをしてしまいました)
水が冷たいので長時間は入れません。日が照っていると少し入るのは気持ちが良いです。
昼過ぎには山荘に着いたのでテント場を探しましたが、今は環境保護でテント泊していないとのこと。
事情話して1000円払ってテント貼らせてもらいました。(100名山唯一のテント泊)
水場があったのでよかったです。天気が良いので荷物置いて、このまま山頂まで登りたかったです。安全のため
時間を考えて明日にしました。
次の日の朝。小雨で雲がどんよりしていました。目的達成のためにカッパを着て登りました。
命の水から先は木が低くなって不安もありましたが、高い方へと登っていきます。視界も開けてきます。
いろんな花がたくさん咲いていたので楽しいです。風があるので撮影しにくかったです。
山頂は少し霧がかっていたので展望がよくありません。七ツ沼カール見れなかったのが残念です。
天気が悪いので同じ道を戻りました。山荘に戻ったら雨が強くなりましたが、山頂周辺ではほとんど降らなかったので
助かりました。
下山もまた荷物もって渡河していきます。林道にでた時は日が照ってくるので悔しいです。
早朝出発したら日帰りも可能です。荷物軽い方がよかったかもと考えました。この山を登る時はご注意下さい。
晴れていたらかなり素晴らしい景色だろうと想像しています。いつかまた写真撮りたいです。
【反省点】
・沢渡りをビーチサンダル(固定式)で歩いた。
・テントで動きが遅い。軽装日帰りチャレンジしてみたい。
・ラジオ鳴らしたが、熊よけは不十分だったかも。
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