∧28 燧岳 2003年10月11日
学生時代に、サイクリング中に尾瀬を訪ねて、時間がないので、湿原の木道を、急いで歩いたことがあります。もう昔の話ですが、その時に尾瀬の山へのあこがれが強くなりました。
2003年は7ケ月ほど、埼玉の越谷に住んでいました。尾瀬の山に絶対登ろうと決心して引っ越しています。夜行電車(乗継早朝バス)と山小屋のチケットを購入しました。そして一週間体調を整えておきます。
早朝に沼山峠を出発して、大江湿原を歩きます。ほどなく、長蔵小屋に到着します。尾瀬沼を少し見てから、長英新道を登っていきます。ぬかるんでいる道です。靴が少し埋まって歩きにくいです。この頃はスニーカーです。荷物は全部ザックの中です。トレーニングにもなります。
けっこう人が登っています。花の時期外れでも、紅葉の季節です。しかも連休。みんなと距離を開けて歩いています。急坂が続きます。展望が開けてきました。岩も多い山上です。本当に人が多いです。まずは俎ーに到着です。2346mあります。雲がありますが、至仏山などが見えます。尾瀬ヶ原全体が見えますが、素晴らしい景色です。
一度下って、柴安ーに向かいます。途中、ほんの少し雪を見つけました。2日前に降ったそうです。柴安ーのピークに到着。2356mです。これで登頂の目的を達成しました。こちらも人が多いです。展望は俎ーの方がよいです。広さは柴安ーの方が広いです。
見晴新道を下ります。展望がなくなりました。なるほど、紅葉している木々が多いです。このまま下田代に下山して、宿に荷物を預けました。早い時間なので、湿原を散策しています。ツルコケモモの実など見つけました。まだデジカメでの撮影が少ない頃です。ネガでの撮影が中心でした。
【反省点】
・行く時期が遅かった。草紅葉はあったが花がない。
・デジカメでもっと撮影しておいたらよかった。(容量がなかった)
・紅葉のイメージを忘れてしまった。
∧28 燧岳 2010年7月4日
2010年に、200名山めぐりをしていました。帝釈山に登った翌日に、燧岳に再びチャレンジしました。デジカメ写真が少ないのが、原因のひとつです。御池からの登山です。偶然にも山開きの日で、お神酒をいただいて登り始めました。
人が多いです。小雨でカッパを着用しています。少し歩きにくいです。視界が悪いです。湿原帯になると楽しい木道歩きになりました。花を探して歩きます。ヒメシャクナゲがかわいいです。これが咲いているとうれしくなります。チングルマもきれいです。白い色が明るいです。
雨が強くなった時に10分くらい傘をさしました。心配ですが、その後はやみました。キリの中です。残雪帯があります。アイゼンなくても、踏み跡をたどって登れました。天気が回復して欲しいものです。
俎ーに到着しました。山頂では記念バッチをいただきました。柴安ーまで行く人は少なかったです。私は最高所の柴安ーに行きました。2回目の登頂も満足です。展望がないのは残念です。同じ道を下山します。山開きの行事は終わっていました。
昼間が長いのに早く下山したのはもったいなかったです。御池からの登山はきつそうに見えますが、湿原がきれいなので、気がそちらに集中します。下山後に雨がかなり強くなりました。そして会津朝日岳のために只見に移動しました。
【反省点】
・昼が長いのに、行程の短いコースになった。もう少し歩きたかった。
・湿原をゆっくり探索すればよかった
・2回目の登山なのに、雨が降ってしまった。
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