∧60 黒部五郎岳・三俣蓮華岳 2008年9月19日
北アルプスの山中を歩いていました。前日は、野口五郎岳・水晶岳・鷲羽岳と登って三俣山荘に泊まっています。宿泊者は少なかったです。
早朝出発します。残雪があり、なんとチングルマがまだ咲いていました。巻き道から白砂の台地にでます。途中の分岐に大きなザックをビニール袋に入れて、置いておきます。身軽になって、黒部五郎小屋へと下りて行きました。ナナカマドの紅葉がきれいです。
天気が心配です。黒部五郎岳の大きな姿が目の前に広がりました。小屋からはまた登りです。五郎のカールを静かに歩きます。雨が降りだしたので、傘をさしました。撮影しながらの登山です。岩道ですが楽しいです。まだ水晶岳が見えています。沢を離れる登りになると雨がやみました。
山頂からは薬師岳、赤牛岳、鷲羽岳、双六岳、笠ケ岳などがよく見えました。石仏にも参拝します。日が照らないのが残念です。尾根の道はやめた方がよい、と言われていたので同じ道を戻りました。
荷物を回収して富山・岐阜・長野の県境の三俣蓮華岳に登ります。丸山を経由して双六小屋に入りました。雲の中で霧に包まれて歩きます。こちらの小屋もすいていました。翌日は晴天となったので、槍ヶ岳を眺めながら、新穂高温泉に下山しました。
【反省点】
・カッパをうまく活用すれば、傘をささなくてもよかったかもしれない。
・三俣山荘で荷物をよく確認すべきだった。腕時計を忘れる。
・濡れた岩の上を注意して歩くべきだった。
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