∧64 奥穂高岳 2009年9月20日
学生の時に一度登っています。日本百名山の登頂はここが一番でした。その時は白黒写真撮影を試していました。もちろんデジカメはあれません。思い出に残っている山ですが、また登ることを決意しました。
同じ年の9月13日に、常念岳に登って百名山を、達成することができました。何年かかったかというと20年以上。最初の奥穂高岳がずいぶん昔だったからです。今回奥穂高岳を登ったら7年で達成したことになります。デジカメ写真を撮ることも目的です。まさかこんなに晴天になるとは思いませんでした。シルバーウイークの連休です。
大阪からの夜行バスがない季節です。特急しなので松本に入り、そこから乗り継いで上高地に来ました。小梨平、明神池を眺めながら、涸沢を目指します。慶応尾根の横のパノラマコースを使います。やはり登りは大変です。ひとり静かに登っています。ほとんどの人は横尾谷でしょう。
天気が良くて景色もだんだん開けます。霞沢岳や焼岳も見えました。屏風のコルについたらほっとします。槍ヶ岳も見えています。前穂高の北斜面を歩いて涸沢ヒュッテに到着。宿泊者が多いです。
翌朝も早くから出発しました。日が高くなって明るくなると、景色が一変して、黄色い秋色が広がり美しい景色です。何度も写真を撮ります。奥穂高岳が見えていてもなかなかつきません。
やがて穂高岳山荘に到着。人が多いので順番待ちして、クサリ場を登ります。道が少し広くなって山頂に到着。登りました。槍ヶ岳、笠ヶ岳、西穂高岳、焼岳、乗鞍岳、常念岳はもちろん、遠くに富士山も見えています。しばらく眺めてゆっくりしました。青空の下で見る景色です。上高地も良く見えました。下からも見えているようです。
下りも順番待ちです。涸沢岳に登って、岩場を下ります。かなり注意して歩いています。だんだん北穂高岳に近づきます。樹木がないので、直射日光が暑いです。そして山頂に到着しました。まだまだ快晴です。すぐ下に北穂高小屋があります。早いですが、予約していないのでチェックインします。ここに宿泊です。
21日は日の出を見た後で、大キレットを通って南岳に登頂し、槍平小屋へと下山して、新穂高温泉に向かいました。ずっと天気が良かったので素晴らしい山行になりました。写真もたくさん撮れました。連休で人が多かったです。
【反省点】
・デジカメの電池が早く消耗した。原因不明。予備が必要だった。
・岩場をもっと注意して歩くようにすべきだった。早かったかも。
・北穂高岳山頂は、もっとゆっくり散策すればよかった。時間はあった。
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