まだ少ししか100名山に登っていない時期、2004年8月22日に
谷川岳に登っています。あの時は湯檜曽温泉から歩いて西黒尾根
を登りました。もう15年前です。
改めて人気の谷川岳に登ることにしました。連れができたので
心強いです。ロープウェーを使って、一ノ倉岳まで往復しようか
と考えていました。今回は水上温泉に泊まって、朝早く移動。
曇り空。ロープウェーは7時から。10分前について準備して
乗場へ。すでに大勢来ていますが、キップを購入したらスムーズ
に乗れました。景色を眺めたいけどしばらく雲の中。
どんより空の登山になるのかな、と不安に思っていましたが、
雲の上にでたら日がさして明るい景色。うれしいです。近くの朝
日岳がよく見えていました。まだ早い時間。天神平駅を降りてま
ずは展望場へ。
山々が見渡せます。雲海が残っているところがありました。
朝日岳がきれい。そして至仏山や武尊山の位置を確認。台風15
号が小笠原に近づいてるとは思えない天気でした。
7時半前に山道に入ります。前に下ったルートを登ります。
整備された道、木陰の樹林帯が助かります。葉っぱに露がついて
います。雨が降ったのでしょう。軽いベチャ道がありました。
天神峠への分岐を通過。下山時に登ります。谷川岳がたまに見
えます。トマノ耳が見えている感じ。西黒尾根が右前方に見えま
す。前回登ったルート。熊穴沢ノ頭避難小屋に到着。オレンジ色
が目立っています。
続けて登ります。ここからきつくなりました。日がよく当たる
岩場の道が多くなります。何回も小休憩して体力消耗しないよう
に進みました。たまに雲が流れます。雲の中はひんやりした空気。
クサリ場は慎重に。濡れていないから滑ることはなかったです。
もう下山者がいます。天神平や肩ノ小屋に宿泊した人たちでしょ
う。若い軽装の人もいます。危険がなければいいのですが、、、
がんばります。天狗の溜まり場の岩上は気持ち良い風。クーラ
ーの感じです。天神ザンゲ岩からは山の斜面がよく見えました。
何回も休んでいるけど、見覚えのある人を追い越したり、追い抜
かれたりしています。
まだ人が少ない朝なので楽なところが歩けます。覚えている懐
かしい道もあります。石がゴロゴロ。リンドウやトリカブトが少
し咲いていました。山頂では雲がなくなって視界が良くなってほ
しいです。今は体が熱い。
ゆっくりとがんばって肩の小屋に到着。ベンチがあるけど景色
は白いキリ。上は緑の草木が見えます。ここからもう少し。展望
がよい道を上へ。西黒尾根の道と合流。尾根を直登するイメージ。
トマノ耳山頂に人が立っています。みんな西を向いてカメラを
構えています。雲が途切れたのでシャッターチャンス。私も写し
ます。何回か雲の間から景色を見る機会がありました。
1963mのトマノ耳に登頂。9時半、天神平スタートから2
時間です。10時と覚悟していましたが早かったです。うすい雲
の中。あまり景色を撮影できません。すぐにオキノ耳に向かいま
した。一度下ります。
10人くらい向かっています。展望のよい尾根道。岩があって
美しい景色です。雲が流れて明るくなりました。オキノ耳が見え
ます。やったぁ。日が当たって美しい景色。
これが見たかったんです。紅葉には早いけどまだ緑の草の色も
きれいです。トマノ耳は逆光になってシルエットみたいな感じ。
気持ち良い空気。もうすぐだとわかると体力も回復しますね。
稜線の草原には、ウメバチソウ、ワレモコウ、イワショウブ、イ
タドリなどが咲いていました。最後の坂を登ります。
9時46分にオキノ耳。1977m。山頂に数人います。朝日
岳が見える岩場に座って休むことにしました。休んでいるとたま
に雲が途切れて景色が見えます。ニッコウキスゲが咲いたようで
タネができていました。
汗が乾いてきます。水がかなり残っています。3リットルは多
かったかも。オキノ耳の斜面に険しい岩があります。近寄りたい
けど下の方です。ふもとの川が少し見えました。
朝日岳の雲がなかなか取れません。巻機山の方が見える時が多
いです。高層湿原の山、今日も登山者が多いでしょう。手前に清
水峠があります。以前登っていますが懐かしい小屋が見えました。
苗場山の方もたまに見えます。何か特徴がほしいけど、スマホ
のアプリで山を確認。オキノ耳から一ノ倉岳まで行けますが、暑
くなったらハードなので、天神平付近で余った時間遊ぶことにし
ました。
ほぼ30分、オキノ耳で休憩。昼食していないのに長い時間で
す。早く移動できたから時間に余裕ができました。このあと下山
して天神山からの展望も楽しみます。記録は下山編に続きます。
オキノ耳からの下山と天神山 ⇒
下山と天神山(R1.9.7)
|