∧55 五竜岳 2008年8月14日
五竜岳と鹿島槍岳は同時期に登頂したいところです。どちらを先にするか悩みました。帰りのバス乗車時間が短くなるコースにしました。あとは晴天を祈るだけです。
大阪から夜行バスで移動し、13日は八方尾根コースで唐松岳をめざします。以前、八方池まで観光したことがあります。懐かしいところですね。第一ケルンの登山口までは、リフトでゆったり景色を楽しみます。朝早くから大勢の人が訪れていました。
山道は楽しいです。けっこう明るいです。ところどころに高山植物が咲いていて、目をたのしませてくれます。ウサキキクなど、種類も豊富です。ムシトリスミレを見たかったけど季節外れなんでしょうか?丸山ケルンの周辺には残雪がありました。もう溶けないのかも、、、展望が良くなっています。少し危険な道を急いで通過して、唐松岳頂上山荘に到着です。
小さい荷物を持って、唐松岳山頂まで往復します。青空をバックにとても美しい景色です。コマクサが咲いているそばを歩いて登りました。楽しいです。山頂からの景色も素晴らしいです。立山が見えます。そして目的の五竜山。雲がかかりそうで心配です。
山荘に戻って水場まで水を補給しにいきます。けっこう下るので体力いります。山荘からも見える位置です。その後スリルたっぷりの、富山・長野県境の尾根を南下します。ガイドに危険マークはないけど、クサリもある険しい岩場もあります。ストックをザックにおさめて、両手を使いました。大黒岳を通過します。やがて五竜山が大きく見えるようになりました。白岳から少し下ると五竜山荘です。早く到着しました。早く食事して寝ました。
いよいよ鹿島槍岳へと縦走するメインの日です。みんなより早く出発しました。遠見尾根が見える時もありました。天気は曇っていて、霧で視界が狭くなっています。1時間で山頂に着くと思って、頑張って登りました。キリの中に入りました。遠くが見えないのが残念です。岩場なので注意して歩いています。
山上の分岐で、何人か休んでいます。そこから少し行ったところに山頂があります。無事山頂に到着しました。ただ景色が見れないのが残念です。
キリの中です。待てないので、縦走を続けます。分岐から北尾根の頭に下ります。途中から雨になったのでカッパを着用しました。滑らない様にかなり注意しています。ウルップソウの咲いた跡がありました。その後、ほどなくして北尾根の頭に到着しました。まだ雨は小雨でした。
【反省点】
・大黒岳への岩場で早くストックをおさめたらよかった。
・五竜岳で、カッパを早めに着ればよかった。
・装備の防水対策を宿で確認しておくべきだった。
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