12年前に奥岳口から一度登っています。11月の紅葉の季節
だけど、山の上は雪雲があってうっすらと白く積もっていました。
少し寒かったです。小雪が散って視界がよくなかったです。
今回は初めてのルートとして沼尻口からの周遊にしました。
距離は長いけど、沼ノ平をまわる楽しいルート。わくわくします。
砂利道3km運転して登山口駐車場に着きました。
6時前にスタート。もう30分早くても明るかったからよかっ
たのですが、眠気をさましていました。カメラのバッテリーを忘
れて取りに戻ったので10分ロス。よく考えたらカバンに予備の
カメラがありました。
展望台を通過して尾根にでます。昨日下見したから、白糸の滝
が見えるところがわかります。曇り空で日がさしていません。影
になっている白糸の滝でした。山道を進みます。
夜に雨が降ったみたいでぬかるんでいるところが続きます。
靴をなるべく濡らさないように。木をつかんだら、しずくが落ち
てくることがあります。シャツ1枚にカッパの上を着用。
駐車場から見えていた雲に入ったようで、うっすらキリ景色。
白糸の滝の上流側の硫黄川がたまに見えます。少し硫黄の匂いが
するとこがありました。
急な道、ゆっくり丁寧に上へ。夏が終わって気温が低くなった
からそんなにつかれなかったのかもしれません。
少しやせたからかも。
標高が上がって雲の上にでたようです。すっきりした視界。
下の方は白っぽい景色。気持ちのよい尾根を歩いています。どう
やら障子ケ岩の上にいるようです。
岩壁が見れないけど、上の方の岩が見えます。左端に行き過ぎ
ると落ちて危険。岩や斜面が崩れる可能性もあるのでロープが張
られていました。岩と土が離れて落ちそうなとこがあります。
少し風が強め。2日後にやってくる台風24号の影響でしょう。
雨は昼まで降らない予報。あとで磐梯山に登るから装備を濡らし
たくないです。
まだリンドウが咲いてます。ススキなどの草が茂る道。どうし
ても服にこすれます。水滴がついてズボンや靴が濡れました。
しばらくしてカッパのズボンを履きました。最近使うことなかっ
たから早く着用したらよかったです。
まだ早朝。静かです。曇っているせいか、まわりに人を感じな
いと寂しい気持ち。登山口に車があったからあとから登ってくる
はずですが、、、(この人はやめて帰ったみたいです)
だいぶ東側に来て、左の火口跡にうっすらと白っぽい地面が広
がっています。沼ノ平です。有毒ガス濃度が濃いから立入禁止。
風で雲が流れて、たまに見えます。水が流れる音が聞こえました。
北の方に吾妻連峰の山々が見えます。あちらも雲が下にあるか
ら頭がよく見えました。明日登る予定の西吾妻。台風が来ている
から中止にしようと思っています。晴天の時に登りたいです。
さらに進みます。早くから鉄山が見えていましたが、安達太良
山の頭が見えてきました。まだ距離があります。山頂をズームし
たら祠が確認できました。目的地が見えると元気がでます。
下りの道もあります。南の景色が望めます。建物が見えません。
左後方に磐梯山が見えるようになりました。やはり見えるとうれ
しいです。頭が見えるからあちらも雨は降っていないようです。
お鉢めぐりをしていることになるのでしょう。この辺りのピー
クの岩に到着。石祠があります。山の名前は表示されていません。
岩の右を巻くように下ります。眼下に池が見えてきました。
岩に赤と白のペンキマークがついています。たどります。池の
横を通りますが、白砂の池とかいてありました。かわいい池。
このあとまた登り。転がっている岩が目立ちます。
少し道を見失ってうろうろ。道に草木があるとは思えないし、
戻ってうすくなったマークを見つけました。次の岩峰を右から回
り込みます。ゆっくりと上へ。岩登りするところがありました。
登りなおすとよい景色。沼ノ平の雲が流れてよく見えます。
幸運。見えるときに撮影しておきます。ズームしたら杭の跡があ
りました。昔は湯の花の採取をしていたのかも。
分岐です。安達太良山は左で3kmの表示。えっまだあるの?
おかしいです。そんなにないはず。まだ1時間もかかるとは思え
ないし。登頂時間からして2kmもなかったと思います。
向きを変えてお鉢巡りの続き。こちらは土道。岩がめだちませ
ん。場所が変わると沼ノ平の見え方が変わっておもしろいです。
白っぽい地面だけど、黄色や茶色の地面もあってその模様がきれ
いです。
草木が少ないから展望がよいです。ガスの影響で生えにくいの
でしょうか。ゆっくりと進んで支柱がある分岐に着きました。
下山は右に曲がって鉄山経由をする計画。あとで気づきました
が、前回と同じ道に合流していました。魚のような岩を記憶して
いたので思い出しました。
お墓のようなケルンが続きます。近くに見えているのが山頂だ
と思うのだけど3km表示を見たから、まだその奥かと思ってい
ました。風が強くなります。東のふもとに民家や田んぼがうっす
らと見えています。早くうすい雲も流れてほしいです。
また分岐に到着。薬師岳からのコースと合流。ここも懐かしい
場所。よく見たらここに安達太良山山頂の標柱があります。ピー
クはそばの岩峰。さっそく上へ。ハシゴがおいてありました。
3km表示から約30分。まだ疑っていましたが、見覚えのあ
る山頂に到着。あの時は白っぽい雪が付着していました。今回は
雪はありません。標高1700mの山頂です。まずは写真撮影。
山頂が一番風が強かったです。空が見えていますが、まわりは
まだ雲が多いです。この風で移動しているから、たまに切れ間か
ら山肌が見えました。
長居するつもりはありません。体が冷えないうちに下山開始し
ます。下る時に話し声が聞こえて3人登ってきました。鉄山と下
山の記録を別途記録することにしました。
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